1954年3月1日第五福竜丸が被爆したビキニ事件から50年目のその日2004年3月1日、アメリカ核実験場に住民が戻るために削り取った土や核廃棄物を閉じ込めたコンクリートドーム上で行った中ハシ克シゲ「On The Day 1st March/RUNIT dome」の取材活動の記録. ・・・フクシマの未来か?!・・・by nnogci
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On the Day Project 1st March / RUNIT dome
2006/10/30
No.6 エア・マーシャルでエニウェトクへ(クワジェリン環礁)
マーシャルの首都マジュロからエニウェトク環礁へは、週一便のエア・マーシャル航空のDASH-8という34人乗り双発ターボプロップ機で飛ぶ。
飛行ルートは、マジュロ<->クワジェリン<->エニウェトクの往復コース。このコースは毎週木曜日でそれぞれの環礁区間が1時間余り、合計2時間余りの飛行時間だ。 ・・・週一便:必然的にエニウェトクからの帰りの便は、翌週のこの飛行機となる訳だ。
目的地エニウェトクへの移動手段だが、私的には途中に経由するクワジェリンが気になっていた。そこは、マーシャル諸島の中央に位置し、アメリカ軍が管轄する軍事基地である。そしてその基地に依存するマーシャルの人口の25%が住んでいる。
人口密集などで住民の健康問題なども言われる所だが、レーガン大統領以来のアメリカ戦略ミサイル基地がある。
最近の北のノドン、テポドン・ミサイル発射実験でも話題になった、弾道ミサイルを大気圏外で捉え、打ち落とそうという、SFの世界の現実:スペースウォーズの基地だ!。
約一時間の飛行の後クワジェリン空港へのアプローチに入る。
空から見る島は、他の環礁同様細長いが、滑走路周辺は緑が多く、明らかに整備されている。またパラボラアンテナの白いドームの数も多い!やはり米軍の基地だ!
大きくUターンのアプローチで着陸し駐機場所へ。 カーキ色の輸送機が翼を休めている。米軍の輸送機だ!。
実はマーシャルに来た時にもクワジェリンを経由したが、その時にはタイ軍の輸送機2機が並んでいたのだがすでに姿は無く、米軍の輸送機1機のみだった。 当時イラク戦争の只中!タイ軍が参戦していたのか定かでないが、緊張感がやって来る!。
乗客は全員ターミナルへ。手荷物は床に並べられ、MPや警官などの警備に監視され囲まれたロビーで過ごす。自由に動けるが、自由とは言い難い。30分ほどだろうか、居心地の悪いロビーを出て機体へと整然と戻る。
次は目的地、エニウェトク環礁へ1時間余りの飛行。しかし、私は飛行機の空調の風を直接受けて、風邪をひいてしまう。
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