キャンプは同行した3人がテーブルやカマド、椅子代わりの石まで並べて設営していた。
夕飯も彼らが、米のご飯と、おかずは茹でた魚とから揚げの魚を用意してくれた。
「この魚は?」・・・海で獲った!・・・!!??
われわれがドームで準備をしている間に彼らは、その横100mにあるラクロス実験のクレーターの海でこの魚を獲った・・・!。核実験のクレーター:GroundZERO!しかもドームの底からは海へ放射性物質が漏れているとも言われる、その海で!・・・。
われわれは顔を見合わせた!!
「しょうがないか!:これもゼロプロジェクト!?」
・・・・ でも美味しかった。
食後、彼らは枝を利用してブルーシートの大きな屋根を用意してた。
われわれはその横にテントを張った。
片づけが終わり彼らは立ち木を使って上手にブルーシートで囲った空間を作る。いよいよおやすみの準備!
陽がラグーンの海に沈み西の空に星が輝き出した。さらにその上には月も輝いていた。しかし、その星も月も、日本で見る物とは全く別物だ!。
コバルト色のカーテンが下りて、月はますます輝いている。私は決心した。今日は外の砂の上で眠ると!!
2人はテントで、私はテント横の砂の上にシュラフを広げ横になる。
いつの間にか風は収まっていた。
仰向けに見上げるルニットの夜空。月は夜を明るく照らしていたが、空は星が埋めている。
点を結ぶ線は無限!。面でしか見たことの無い天の川も点が作っている
・・・見たことの無い数の星を楽しんで・・・・・・zzz
ギャー・ギャーという声で目が覚めた。
月も無くなっていた。枕元に置いたLEDライトを上空に向ける。
白い物が横切る、すぐ上を飛んでいるように見えた。
鳥の声も無くなり改めて空を見る。・・・・・そこは・・ソコハ・・其処は!
月の無い夜空はこれまで経験した事の無い「星☆星☆☆!」。
夢ではなかった! なんと言って良いのだろうか・・・
貧困なボキャブラリで考える・・結論
宇宙遊泳しているようだ!・・と。
もちろん私は地球から出たことはない!
0 件のコメント:
コメントを投稿