
目的地エニウェトクに近づくと雲が下がって来た。
滑走路へのアプローチは雨の中だったが、着陸すると雨は上がり青空が現れた。
迎えはトラック。まとめて荷物を人と共に荷台に乗せ一本道を北上してゆく。
2~3キロだろうか、途中幾つか荷物を降ろした後、島の北の外れに止まった。そこは、アメリカエネルギー省DOE(Department Of Energy)の古い施設で、コンテナのようなダイニングや宿泊施設の建物が並んでいた。

部屋は3つ。そのうち一つはバスルームが無かった。
さあ「平等にジャンケンを」と・・戦ったが、やはり結果は不安どおり・・・
こんなにジャンケンが弱かったとは・・・
日本式に言うと:6畳間、ベッド一つの部屋に・・・冷酷な結果となった。
こんなに暖かい南の島で、風邪の鼻水を流しながら、その晩はティッシュの箱を抱えて寝た。

この付近の島の幅は100mもなく、外海も内海も眺める事ができた。外海には珊瑚の浅い海が続き、その先でコバルト色の海が白く砕けている。
海は穏やかなブルーのグラデーションと白い砂浜、少し沖にはボートが浮かび、その発着のために桟橋とコンクリートのスロープがあった。
・・・ここが、ルニットへ向かうベースだ。
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