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On the Day Project 1st March / RUNIT dome

On the Day Project 1st March / RUNIT dome
a view of RUNIT Dome

2006/10/30

No.6 エア・マーシャルでエニウェトクへ(クワジェリン環礁)


マーシャルの首都マジュロからエニウェトク環礁へは、週一便のエア・マーシャル航空のDASH-8という34人乗り双発ターボプロップ機で飛ぶ。
飛行ルートは、マジュロ<->クワジェリン<->エニウェトクの往復コース。このコースは毎週木曜日でそれぞれの環礁区間が1時間余り、合計2時間余りの飛行時間だ。 ・・・週一便:必然的にエニウェトクからの帰りの便は、翌週のこの飛行機となる訳だ。


目的地エニウェトクへの移動手段だが、私的には途中に経由するクワジェリンが気になっていた。そこは、マーシャル諸島の中央に位置し、アメリカ軍が管轄する軍事基地である。そしてその基地に依存するマーシャルの人口の25%が住んでいる。
人口密集などで住民の健康問題なども言われる所だが、レーガン大統領以来のアメリカ戦略ミサイル基地がある。

最近の北のノドン、テポドン・ミサイル発射実験でも話題になった、弾道ミサイルを大気圏外で捉え、打ち落とそうという、SFの世界の現実:スペースウォーズの基地だ!。

約一時間の飛行の後クワジェリン空港へのアプローチに入る。
空から見る島は、他の環礁同様細長いが、滑走路周辺は緑が多く、明らかに整備されている。またパラボラアンテナの白いドームの数も多い!やはり米軍の基地だ!

大きくUターンのアプローチで着陸し駐機場所へ。 カーキ色の輸送機が翼を休めている。米軍の輸送機だ!。

実はマーシャルに来た時にもクワジェリンを経由したが、その時にはタイ軍の輸送機2機が並んでいたのだがすでに姿は無く、米軍の輸送機1機のみだった。 当時イラク戦争の只中!タイ軍が参戦していたのか定かでないが、緊張感がやって来る!。

乗客は全員ターミナルへ。手荷物は床に並べられ、MPや警官などの警備に監視され囲まれたロビーで過ごす。自由に動けるが、自由とは言い難い。30分ほどだろうか、居心地の悪いロビーを出て機体へと整然と戻る。

次は目的地、エニウェトク環礁へ1時間余りの飛行。しかし、私は飛行機の空調の風を直接受けて、風邪をひいてしまう。

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Photo and Text by nnogci